元ガールズバー店員が教える飲み放題がなくなる未来

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タバコの次はアルコール健康障害対策推進室というのが開設された。
ネット上では、賛否両論の声が上がっているが、大多数は反対の意見が多いようだ。

私はあまり酒はやらないが、飲むこと自体が嫌いではないし
人と話すという席でお酒がないのもタバコがないのも寂しい気がする。

 

だが、私はこれ以上の理由をもってアルコールの規制には反対したい。

 

 

アルコールの規制と聞いて私が一番に思い浮かんだことがアメリカ1920年代の「禁酒法」だ。

禁酒法は、アルコールの製造・販売・購入を規制する法律だったわけだが
この結果、どういった自体が起こったのか…。

中学近代史をちゃんと勉強していた方なら分かることだろう。

 

1920年代に酒が規制されたことにしめしめと思った奴らが居た。

マフィアだ。

 

中でも、マフィアの中のマフィアと言われ恐れられていたのが、この当時のゴッドファーザー

アルカポネ」である。

アルカポネは、禁止されている酒を密造・密売することによって巨万の富を得た。
当時のアルカポネの年収は現代の日本に置き換えると、900億ちかくあったと言われ
その財力は国家予算にも匹敵するほどだった。

 

アルカポネの最後はアルカトラズで息を引き取ったわけだが
これは彼が捜査の末に逮捕されたわけではなく、マフィア同士の抗争に疲れ
自ら知り合いの警官に銃を所持していると言って逮捕されたのだ。

 

さて、日本にもマフィアと同一視される存在がある。

「極道(ヤクザ)」だ。

 

暴力団や反社会勢力とされる彼らは現在ですら禁止されている薬物等を売買していると言われる。

 

もしも日本で禁酒法が施工されたら、居酒屋や酒屋という職場は軒並み潰れ
日本の大企業である飲料メーカーは大打撃をくらいリストラを余儀なくされるだろう。

 

まぁ、さすがに禁酒法まではないと思っているが
もし飲み放題が禁止された場合、居酒屋業界は大変な痛手を被ることになる。

まず客足が遠のくので、かならず売上は下がるだろうし
酒税高騰で1杯あたりの単価は高くなる。

次に、実は飲み放題というのはすごく利益を生むものなのだ。

 

1本1000円のボトルのものを1本100円程度の割物で割る。
とすれば原価的には1杯あたり100円を切ることも珍しくはない。

更に1時間で平均で3杯程度しか出ないものだ。

この場合、1500円の飲み放題1時間ならば、およそ1000円程度の利益を生むことになる。

 

更に酔が回るとお客は帰るので回転率も上がる。

 

飲み放題規制というのは、我々の財布にも居酒屋の経営にも大きな打撃となることは間違いないだろう。
もしも客足が遠のけば、多くの居酒屋が閉店に追い込まれ、結果として企業からの税金が下がる。
企業からの税金がなくなれば国民から取るしかないので、国民税が上がる。

まぁ、ここまでくれば分かってもらえるだろうが、国民税が上がれば物価が高騰し
デフレは加速していくというわけだ。

 

なんかタバコの規制とアルコールの規制と
私は政府が居酒屋業界を潰そうとしているとしか思えないね。

日本では飲み放題がなくなるとしたら、軍用地(外国敷地内)は国外扱いだから
そこで外国人が経営するバーが大繁盛して、外貨が国外に流れる。

おや、ちょっと陰謀論っぽくなるけど、売国の未来も見えてきたね…。

 

とりあえず、日本は最近おかしくなっていると思うよ。
お酒なんか抑制しても、更にひどい結果になることはアメリカの歴史で証明されているのにね。

 

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