日本が誇るホラー映画と言えば、必ず名前の上がる呪怨。
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その家に訪れた人は必ず呪われてしまう入ってはいけない場所。
そのうちに日常が非日常に変わり、
 日本らしい忍び寄るような這い寄るような怖さが多くの人の心を掴んだ作品だ。
ただ、私が思うにこの家って事故物件から絶対に抜け出せないんじゃないだろうか…
呪怨のあの家
住んでいたのは3人の家族で、不幸は母親がストーカーだったことと、夫がえらく嫉妬しやすい事だった。
ストーカー体質だった母親は、高校時代の教師を忘れることが出来ず
 夫は自分が無精子症だと病気で知ったことで、息子は自分の子ではないのではないかと母親に疑念を寄せる。
 ある日父親は言い争いから妻を殺してしまう(階段から落ちて首が折れた)
 母親はその時の怨みから怨霊となり、夫を呪い殺し、子どもを死の国に連れて行った。
これが呪怨のあの家が出来上がった物語だ。
住民の死に方
この家に住み着いた人間はことごとく母親の悪霊によって殺されてしまう。
実質的に殺す場合もあれば、精神的に追い詰めたり、
 息子同様神隠しをしたりと一人で案外なんでもこなせる。
これは母親に殺された被害者の怨念も家にとどまることになり、
 家の主である母親の力が強くなって行くことに起因する。
一番の力技は、母親と同じように首の骨を折って殺す方法なのだが、念動力でボキッと行く。
この家に住むことが条件ではなく、この家に入ってしまうと即座に母親の呪いが降りかかるのだ。
さすがに事故起きすぎじゃない?
 前述の通り、この母親の力は凄まじいものであり生き残りは居ない。
シリーズを通して言えばこの家の犠牲は20人以上に登るのだが、事故物件と言うセリフは出た試しがない。
告知義務がある
事故物件とされる物件に関しては管理会社は告知義務がある。
回避する手段もあるにはあるのだけども、
 家に入っただけでアウトの家でそれが使えるのか?と言う疑問が浮かぶ。
多分だが死体は母親の怨霊が隠してしまっているので、発見は難しい。
管理会社としては夜逃げに分類するかもしれないが、それにしては数が多すぎると思うのだ。
最終的にはお化け屋敷的なものに落ち着いているが、
 ここまで不審な失踪が続けば警察の捜査も入るんじゃないかと思うんだ…。
クトゥルフTRPGにこれと近いシナリオがある
ラブクラフトが作り、後にTRPG(テーブルトーキングアールピージー)と昇華したクトゥルフ神話の基本ルールブックには、この家に似たような家が存在する。
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過去にいくつも入居者を発狂させたり、病気を引き起こした家を探索者が何かしらの理由で調べると言うものだ。
タイトルは「悪霊の家」だ。
異形なものの出現こそ少ないが、ポルターガイストにオカルトなど問題しかない家である。
ちなみに、小野不由美著作のゴーストハンターにも「悪霊の館」と言うストーリーがある。
クトゥルフですら事故物件として扱われるのに、
呪怨のあの家は事故物件として紹介されて居ないのだから、凄いことだと思う。
まとめ
私の疑問としては、あの物件がちゃんと事故物件として告知されてるのかが疑問に思ったのだ。
もしされていたとしたらあの家に住む人はかなりの変人であることは言うに及ばない。
ただ、告知していなかったら完全に法律違反になるだろうなと思ったのだ。
こうやって現実的な考え方をすると、ホラーというのは怖くなくなってしまうわけだが
そこはやっぱりリアリティ思考になってきているから、そう言う人達にも恐怖を与えるべく
こんな事故物件なんですけどみたいなので変人に被害にあってもらうしかない…
そういう点では、残穢では事故物件とか色々リアリティのある言葉が使われていたのではないかと
今更ながら考察することが出来るなぁ…
 
  
  
  
  

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