これは詐欺。とある制作会社オーディションから今まで

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6月くらいに、とある制作会社のアルバイトを受けたことが始まりでした。

秋葉で配られていたビラには
・ナレーター・カメラマン募集」
と書かれていて、興味があれば連絡をと…

ぶっちゃけそんな大それたことも考えず現場を経験するのもと思って応募すると、
面接も兼ねてオーディションをするからとメールが来ました。

ん?と思ったのは、そのメールに
1次選考会通過者と書かれていたのです。

1次選考なんかしたっけな?
なんて思いながら指定された場所に行くと、区の公民ホール。

開始30分前 動きなし
開始10分前 まだ準備中なので…

いや、1時間前には参加者入れて発声だのなんだのやらないのかよと…

オーディションちゃうの?

 

やっと入ると、プロデューサーとか各役職のプレートが置かれていて
ご丁寧にカメラも設置されそれっぽくなってました。

たかがアルバイトなのにここまでするのか?と思ったんですよね。

そこには、総勢20人くらいの人が来ていて、以前事務所に入っていた人やフリーで活動している人とか

あ、これ自分落ちるなぁwww
なんて経歴の人が沢山いた訳ですよ

 

それで、順々に自己紹介と台本を読んで、最後はアドリブみたいな流れなんですけど、
ほとんど全員が「あれ?役者やって来たんだよね??」と言うくらいに素人くさい。

キャラも立たないし、感情の起伏や、スピード

お遊戯会の方が面白いぞとおもうレベルの低さでした。

それで自分の番が終わるとソソクサと退室。

後日、プロデューサーを名乗る男から
「声が良かったので、合格でした!」
と電話がかかってきて、ボイスサンプルを取らせてほしいと上野のスタジオへ呼ばれました。

場所へ行くと、何やら点呼表みたいのがあって、なんだ結構受かったやつ居るんだなと思ったんですよ
ちなみに、その時に足代として1000円領収。

いざボイスサンプルをとるとなると台本を渡され
「じゃあ1分時間をあげるので、読んでね」

いや、まぁこの文字数なら1分で流せるけど自分発声もやってないんですが(⌒-⌒; )

 

ブースはメチャクチャ小さなところで
個室のくらいの広さのところにマイクがあって、返しが明らかに調節ミス。

さらっと流して
この声じゃリテイクするなと思うボイスサンプルの出来上がり。

後日、その声が良かったから知り合いに聞かせたら、こんどある大きな企画に参加させてあげられそうだ
と言ってきたのです。

それで先方の条件が
1.事務所を辞めること
2.ノルマがあるので、その分は自費で購入して販売すること

 

うん。
まず事務所を辞めろって言うのがおかしな話なんだよね。

当然アルバイトであっても事務所には確認を入れるものだし
業界で繋がりが欲しいなら是非事務所とと言うのが普通。

それで答えをなあなあにしてたんですけど、この間電話がかかってきて
「今なら他の候補者も退けられるし、答えをすぐに欲しい」と

でも概要も内容も知らないのに、やる・やらないは言えないので先ずは情報を、確保。

その後、「それで何枚くらいなら買えますか?」と聞かれましたね(⌒-⌒; )

いや、絶対にやるとは言ってないんですけど

様子見で「最大で買えても10枚ですかね」と言うと「じゃあ、それで行けるか確認取ってみるね」と…

そろそろ切り時だと思って4時間後くらいにかかってきた電話に

「やっぱり辞めようと思うんですよ」
と言うと突然怒ったような口調で

「俺もう台本取ってきちゃったよ!
とりあえず、台本見てから決めてよね」
みたいに言われ、

後日詳細メールが…

確認してみると

持ち物/収録日を決める為、スケジュールが分かるもの、印鑑(個人)、ギャラを振り込む口座情報(通帳、キャッシュカードなど)が分かるもの、プロモーション分代(○,000円×CD枚数分+消費税)

そこの代金計算して載せろよ

って言うか、普通は払うとしても銀行振込じゃないのかよと。

 

ググってみると同じような内容の質問やツイートを発見。

三田のいきいきプラザ
ネクストレベル

私に話を持ちかけてきた会社は名前こそ違うものの手法が同じなんですよねぇ。

電話の文句も同じようなものでした。

作成するCDは、学校教育用のもので
なんとあの文部科学省とタイアップだと言うのです。

出演するのは、
某有名プロダクションの若手
某有名劇団員の〇〇さん。

多分これは予定であって決定ではないのでしょうね。
名前を使って居るだけ。

CDタイトルを検索してみるも、すでに1作目は出ているはずなのにヒットなし。

代わりにフリーランスの方にお仕事を依頼するサイトでジャケットを依頼しているのを発見しました。

普通、業者に頼むやろ!

そして、立ち上がっているはずの製作委員会や、CDを出すレーベル
立ち上げる企画のはずのグループ名

探せるものはだいたい探しましたが、何一つそれらしいものを見つけることは出来ませんでした。

おかしいのはそれだけではありません。

私に話を持ちかけてきた会社のHPはネットで作成出来る簡単なもの。

載ってる住所をグーグルマップで見ると、もはや営業はしてないだろう古い商店。

法人登録されている住所は場所が違う。
登録されている事業内容は、特殊清掃と産廃

設立は20年以上前のはずなのに、HP設立は平成20年

東京にあるというスタジオはマンションの一室

連絡先登録をしたのに、違う電話番号からかかって来る。

かけて来る人間の役職がコロコロ変わる。

 

ここまで来るともはや詐欺っぽいと言うより詐欺じゃんと言うしかないですよね。

文部科学省の過去の申請を見ても、全部で22作品しか通らないような狭き門

もちろん渡された資料にはタイアップなど表記されず、申請中としか表記されていない。

 

TUTAYAやAmazonで売ると言う事なのに、素人に金を要求する意味が分からないし、文部科学省の買取になるはず。
でも、文部科学省はそんな買取はしない。

教育目的なら売るのは各都市図書館や学校
それが買い取るはず。

個人が金を支払わなければいけない要素が何一つ見当たらないのよね。

 

 

そもそも、私に連絡がきたのが7月で
なおかつ1ヶ月以上放置したにも関わらず話が来ると言うのが更におかしい所なんだよね。

今回の話はブッチします。
言われた場所にも行きません。

この手の話は、収録もせずに飛んだら詐欺です。
ただ、何か対価を払っていれば法律上は詐欺に当たりません。

収録したCDが送られてくれば
それは詐欺じゃないんですよねぇ。
たとえ売り出さなかったとしても。

もちろん契約不履行で民事には持ち込めるでしょうが、その頃には使われていた電話番号なんかは使えなくなっていると言うのがオチでしょう。

 

 

って言うか、ただのアルバイトの話がどう紆余曲折してここまでの話になってるんだと言う感じですよ。

 

なにかを目指す人間に対して、このような裏切りがあると言うのは大変に悲しいと言うか、
そんな人間が同じ人種であると言う事自体、頑張っている人に失礼なんじゃないかと思うのですよ。

もしもあなたが夢を追っていて
それに対する甘い誘惑があった時に下記のことに気をつけて見てください。

 

1.情報ソースはどこなのか?
チラシやネットはこういう案件が多い

2.電話番号がコロコロ変わる
着拒対策と、他に騙した人から逃げるために変えます

3.相手の法人登録や場所や事業内容は正しいか?
この手のはゴースト会社を隠れ蓑にしているパターンもあります。

4.制作費を目的に金品を欲求してくる
製作委員会が立ち上がっているのにも関わらず、制作費を取ることはおかしい

5.レッスンに参加しないかと聞いてくる
この後の展開は、レッスン費をだまし取るパターンもあります。
最初からレッスン費を提示ない業者は信用なりません。

6.声の大きさに要注意
基本的に、大手ならば1〜2年先の事を水面下で行います。
にも関わらず期間がカツカツだったり、ネットで怪しいというのがあれば
それは声が大きすぎるのです。

 

とにもかくにも、怪しいと思ったらトコトンまで詰めるのが大事です。
相手は慣れているのか、それっぽいことをたくさん言ってきますが
それは考えてみればおかしい話です。

特に、期間を短くして金品を要求してきた場合というのは詐欺であることが多いですから

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