早口言葉は早く言うことに意味は無い。滑舌を良くするアドバイス

日常
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生麦生米生卵とか、色々早口言葉がありますね
勿論、噛んじゃったら馬鹿にされるわけなんですけどもww

 

でも、早口言葉って早く言うことに意味は無いと知っていましたか??

 

 

早口言葉の目的は、勿論滑舌を鍛えることです。
でもね…。

肝心の滑舌が悪けりゃ意味が無いんですよ!!!

 

滑舌を鍛えるために早口言葉を早口で言っても
まったくなんの意味もありませんし、それで満足してたら
滑舌は悪いまんまです。

 

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早口言葉がなぜ言い難いのか

早口言葉が言い難いのは
それだけ注意して読まなければならない言いにくい言葉だということです。

つまり、早口言葉を早口で言って
つまったり噛んだりすることは悪いことではないのです。

だって、言い難いのはマジなんだもん!!!

 

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早口言葉は遅口言葉

早口言葉を早口で読む前に
その早口言葉をゆっくりと読んでみてください。

そしてしっかりとどんな言葉なのか
どの舌の位置なのか
どのくらい口を開けているのか

これらの事を再確認してから、早口で読む練習を始めます。

 

まずはゆっくり一語一語を確かめるくらいのスピードで
しっかりと声を出すことに意識を向けましょう

 

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外郎売は早口言葉ではない

声優さんやアナウンサーやナレーターの人が
絶対にやらされる「外郎売」

もともとは歌舞伎の演目であり、早口言葉も演目のお題のためにあります。

 

この話は「ういろう」という摩訶不思議なものを
商人が如何に素晴らしいものかを宣伝しているものです。

 

つまり、早く言うことよりも相手に買わせたいと思わなければなりません!!!

 

勿論、摩訶不思議なもので口の回りが早くなるのですから
早く読めることに越したことはありません。

でも伝わらないと意味が無いのです。

 

私も多くの人の外郎売を聞きましたが
何一つ面白いと思えるものがありませんでした。

 

でも、お一人だけ絶対に参考にするべき外郎売があったのです。

ところどころ省かれては居ますが
市川團十郎さんの外郎売はまさに宣伝!!

 

外郎売を読むときは、アナウンサーでもない限り
絶対に演じる気持ちで読まなければならないのです。

決して早く読んでやろうと思ってはいけません。

 

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言い難い早口言葉

 

上記のアドバイスを参考に
まずはゆっくりと読むことを心がけて下さい!

・この竹垣に竹立てかけたのは、竹垣に竹立てかけたかったから、竹立てかけたのだ

リズムを維持するように、「竹垣に」と「竹」の間にハクを入れると言いやすくなります
また竹垣と竹は違うものなので、しっかりと分かるように区別させましょう

 

・この杭は引き抜きにくに釘だ

ダダダと言ってしまわずに、「ひきぬきにくい」をしっかりと発音しましょう
それだけでかなりいいやすくなります

 

・アンリルネルノルマンの流浪者の群れは、アンリルネルノルマンの落伍者の群れと
 言い改めねばならない

アンリルネルノルマンのくだりが言いやすいため
言い改めねばならないのところでつまずいてしまいます。
落ち着いてゆっくりと言いましょう

 

・サーシャア少佐 サーシャア中佐 サーシャア大佐

ちょっと、お遊び心なこの言葉も、サーとシャアが続くことでかなり言い難い
サーを流してしまわずに、しっかりと敬礼しましょう。

 

・お茶たちょちゃたちょ ちゃっと立ちゃ茶たちょ 
 青竹茶筅でお茶ちゃっと立ちゃ

外郎売の話にも出てくる言葉ですが
早めに言うのは簡単でも、ゆっくり言うと難しい。

ゆっくり読んでみてください

 

・社僧の総名代、今日の奏者は書写じゃぞ書写じゃぞ

訳のわからないことを言っていますが
言い難いのは一番最後の「書写じゃぞ」の部分です。
書写とじゃぞの間に空白を入れるように言いましょう。

 

・魔術師が手術室でジュース抽出中

結構、コケるひとが多いのですが
シチュエーションをしっかりとイメージして
単語ごとに大切に発音します。

 

 

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まとめ

滑舌を良くしようと早口言葉を
ただただ早く言うことに固執していては滑舌は良くなりません。

それよりも、ゆっくりと口を慣らして
それでこそ早口で言えるようになるというもの

覚えてしまうくらいに何回も復唱し
誰が聞いても、何を言っているのか分かるようにしましょう。

 

 

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