マナーを騙るちぐはぐな行為。朝の駅にて

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年齢を重ねた人ほどマナーにはうるさい。それは自身がそう言う風に育って来たと言う自信がそうさせるのだろうけれども、それがいつだって正しいことではないと考えさせられる事があった。

 

 

先日、出勤の際にいつも乗る電車が止まっていた。原因は複数の駅で急病人が出て、それらの救助の為だった。

駅の入り口はごった返し、なかなか先へは進めない。

電車がどれくらい遅れているのだろうかと、人の波に乗りつつスマホで情報を探っていると、なかなか進まないのに後ろからグイグイと押される。

詰まっているのだから、進まないだろうと後ろを振り返ると、50代くらいの女性が我先にと言わんばかりに人の波を押しのけて進んでいる。

あまりにも横暴な態度に声を上げると「うるさい!スマホなんかいじりながら歩いてるんじゃない!」と捨て台詞を吐いて、なおも人の波を押しのけて女性は先へ進んで行った。

もちろん私の行為だって歩きスマホなのだから平常時であれば非難されて然るべきだが、だからと言って人を押しのけて自分が進みたいと言う行動が正当化されるかと言うとそうではないと思うのだ。

いったい何をそんなに急いでいたのかは分からないが、結局のところ電車は遅れていたし、あの女性に押されていたのは私1人ではない。

こういった行為は何も非日常の中だけではない。年齢や性別だけでもなくて、自分の行動が実は迷惑になっていると言う事がままある。

私は新年早々こんな事態に遭遇したのだけれど、こんな事は珍しい事ではないのかもしれない。

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