退職代行サービスを使ってブラック企業を退職した話

日常
この記事は約4分で読めます。

今日だけでやけに投稿してる気がしますが、結構書きたいことあったんだなぁ。

やれよ、自分。なんて思ってるりのです笑

皆さん、退職代行って知ってますか?

まぁ、知らなきゃこの記事に来ないよねってツッコミの前振りですね。

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退職代行とは

おさらいレベルで退職代行ってどんな事をしてくれるのかって事ですが、読んで字の通り「本人に変わって会社に対して退職の手続きを取ってくれる」サービスです。

サービスを提供している会社によりますが、料金は15,000円〜30,000円くらいで、会社とのやり取り、有給消化の申請や、私物のやり取りなんかもやってくれます。

提供してくれてる会社には、社会労務士さんや弁護士さんなんかが控えて居て、有事の際にはアドバイスなどをくれたりもします。

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退職くらい自分ですればいいが出来ない理由

多くの人は退職くらい自分から伝えれば良いと思いますよね。

もちろん、それが出来れば苦労はないんですよ。

でも、ブラック企業ほど、人を簡単に手放そうとはしないんですよ。

例えば「1ヶ月前に退職の意志を示して居ない」とか「今人手が足りないのに無責任だ」とか「この会社でやれないようじゃ、どこ行っても続かないよ」とか、あの手この手で引き延ばそうとしてきます。

もっと言うと、そう言う会社の人と喋るだけでもしんどいのに、辞めますと伝えるのはどれだけしんどいのかって話ですよね。

自分も実際そうだったので、次から実際に退職代行サービスを使った話です。

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実際に退職代行を使った話

さて、かく言う私ももう56年前にはなりますが退職代行を使って退職しました。

その会社は結構体育会系で、早出残業は当たり前、上司が出勤したら挨拶に並んだり、出来ない人は目の前で叱責されたり、完全にブラックなところでした。

一応そこで1年以上はやったのですが、優しくしてくれてた先輩や上司も去り、いい加減体にガタが来はじめていて、それまでに何度か調べていた退職代行にとうとう連絡しました。

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明日からは行かなくていいですよ

退職代行の方に言われて一番ホッとしたのが「明日からは行かなくていいですよ。会社からの電話にも出ないで、こちらに連絡をください」と言うもの。

基本的にやり取り自体は退職代行の会社がしてくれるのですが、電話にメール、果ては実家にまで連絡が行ったようです。

親からは「もともとそんなに責任感のない子じゃないから、連絡するとだけ言って切った」と言ってくれましたが、もうすぐ平成も終わるような時代に、昭和みたいな会社だね とも言ってました。

そこから、1~2週間電話なんかは居留守を使い、連絡があった事を退職代行の人に伝えてみたいなのを繰り返し、ようやく「退職の件、あちらに認めてもらえました」と言う連絡が来ました。

ここで、終わればいい話だったんですが

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最終月の給料が振り込まれない

退職した会社から、給料日になっても給料が振り込まれて居ないことを確認しました。

もちろんそのやり取りも、退職代行の会社に相談させてもらい、あちらの言い分としては「退職後の給料は手渡し」と言う謎ルールを言い渡されました。

一応、法律上は手渡しが原則なので、この言い分は正しいように聞こえるのですが、今やほとんどの会社が振込ですよね。

これは雇用者と労働者の間で合意があれば、振込でもOKとなっているんです。

で、相手が法律を持ち出してきたので、こちらも調べた結果、判例として「労働者との了解がある上で、特定の給与のみ振り込まないのは違法となる可能性が高い」と言うのを見つけ、退職代行サービスの紹介で弁護士さんにも相談させてもらいました。

ぶっちゃけ、給与の振込自体も会社が指定した口座を作らせて振り込んで来てたので、この要求は通る可能性が高かったんですよね

(会社が振込先口座を指定するのは違法ってのは後から知った)

そして、確証を残すために、初めて内容証明を書いて、会社にいついつまでに振り込んでください と書いて送りました。

実際、日にちを過ぎて振り込まれたので、この時点で違法は違法なんですが、関わりたくなかったので、そこには突っ込まず、退職代行サービスの方もこれで契約を完了としてもらいました。

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まとめ

実際、退職代行を使わなきゃいけないような会社っていうのは、ほぼブラックです。

給料の支払いにしたって、労働基準法で明確に定められて居るので、会社側が払わないって選択肢はリスクしかないんです。

その会社がたまたまブラック企業のテンプレートみたいな対応をしてくれたので、この話もブログのネタになるくらいですが、円満退社出来ることの方がよっぽどいいと思います。

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p class=”p1″>最近は、弁護士さんが全部対応してくれる退職代行なんかもありますし、もし辞めたいけど辞められないって困っている人は、相談から始めてもいいと思います。

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