元ガールズバー店員が教える人と付き合っていく方法

元ガールズバー店員が教える
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このシリーズだいぶ久々なんだけど、今回は人との関わり方に関して書いていこうと思う。

私はガールズバーで働いてきて、知人の居ない東京という土地で多くの友人を手に入れたし、いろいろな事を学ばせてもらったと思っている。

その中でも関わり方というのはとても大事なところで、
職場のスタッフに気に入られるのは職場環境を整える上でとても重要だし、
お客さんとの関係を保つのは自分の売上になるからこれも大切。

どちらにも違った対応が必要になるから、これは色んな場面で使えることかなと思う。

 

 

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キャストとの関わり方(職場の人付き合い)

私は職場の人とそれなりに接したけれども、そこまで深入りすることはなかった。

特別仲の良かったやつとは喧嘩もしたり、いざこざもあったりしたけれども、居づらくなるレベルまで関係が悪化したことはない。

それというのも、話半分で聞くというのが大きく功を奏したんじゃないかと思う。

ガールズバーというのはどんなに繕っても派閥というのがある。

派閥というか、仲のいい人同士であつまるグループが別れて、あいつはああだこうだって言う感じ。

だからそれに同調したり、否定するとどちらかのグループに嫌悪感を持たれるし、それを解消するのはとてもとても面倒だ。

だからこそ、濁す!

 

Aグループ「〇〇ちゃんってなんか可愛子ぶってない?」

私「ほーん、そうなんだ」

Bグループ「〇〇さんって仕切っててやだね」

私「あぁ、そうなんだ」

 

こういう感じに、そうなんだで濁すとどちらのグループにも取り込まれない。

あとは愚痴を聞いておけばいい。

 

これはあくまでも私が働いていたガールズバーでの対処の仕方だけれど、「そうなんですね。教えてください」というスタイルはどこでも通じるような気がする。

むしろ下手に同意したり、否定したりしているとそれこそ取り込まれる。

そして面倒になる。

いいから話せよスタイルが、職場の人間関係にとって大事なことだと私は思う。

 

 

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お客さんとの関わり方

お客さんというのは、自分の直接的な売上に直結する存在だ。

だから、どういう手段でもいいから満足してもらえばいい。

お客さんと接するときは、相手の優越感を更に刺激してやるのがうまくいくコツ。

 

営業をかけるときも「あなただから来て欲しい」というのをアピールすると成功率が上がる。

話すときはできるだけ相手の会話に沿わせて、何を聞いてほしいのかを探るのがいい。

 

ガールズバーに来るお客さんは基本的に話したい人だけれど、それが愚痴であったり自慢話であったりする。

できるだけ相手を肯定してあげて、気持ちよくなってもらう。

 

そこに私だから話せるんだよね という刷り込みをしていくことで、指名等を勝ち取っていくのだ。

 

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私のお客さん

私のお客さんは素直に楽しみたいという人が多かった。

だからこそ、テンションは高めにしてほとんどのボケに対してノーモーションでツッコむ。

ただそればっかりだと飽きるから、相手がツッコミやすいポイントを入れてあげると、だんだんと会話が弾んでいく。

そして、売り込むときは「こんだけテンション高いのは私くらいのもの」と言っておくと、数をこなすだけで相手は自然に会いに来てくれるものだ。

もちろん、お客さんを否定するツッコミはNG。
相手の言ったことに対してどれくらい冗談で返せるかが、テンション高め系で行けるかの分岐点になるだろう。

 

 

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お客さんと仲良くなるコツ

営業職の人に知っておいてほしいけれど、お客さんと仲良くなるのは回数を重ねることなのだ。

1回目の出会いで瞬間仲良くなることは難しいし、時々の状況に応じてくる。

逆に数回あっている人ならば、今日は指名してよくらい簡単に言える。

要は如何に相手に信用してもらえるかが勝負の分かれ目になってくるのだけれど、これは如何に相手を気持ちよくさせられるかにかかってくる。

 

私の店にもなかなかドリンクを出さない客が来たことがある。

そういう人には、まずは話をさせてドリンクを出すか出さないかの判断をさせるところまで持っていく。

営業で言うならば自社の製品の話を聞いてもいいくらいの段階のところだ。

まず、ここまでくれば6割はドリンクを出してもいいと考えてくれている。

 

そこで「何をしたらいいですか?」と相手から条件を引き出す。

ガールズバーの場合は「俺が笑ったらいいよ」とか「面白い話してよ」とかになる。

ここまで来たら勝ったと思っていい。

 

多少強引だけれども、相手がクスリとくる行動をして少しでも笑顔になった瞬間に「あ、笑った!」と一発かますと、しょーがないと折れる客がほとんど。

次に来た時には信頼がある程度あるので、お前だったらいいよと言ってもらいやすくなる。

 

 

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情報はなるべく共有する

ここでまた店の子との関係性の話に戻るのだけれど、情報というのはなるべく共有するようにしたほうがいい。

例えば、先程のドリンクを出さないお客さんからどうやって取ってきたか、さっきまでついていたお客さんとどういう話をしていたかなどだ。

これを円滑にすすめると、店全体の売上につながる。

会社で言えば、会社全体の売上が上がることになる。

会社の売上が上がれば、それこそ貢献した人への注目度も上がるし、信頼感も勝ち取りやすい。

 

 

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〇〇は自分がすることを明言する

会社での信頼を勝ち取りたい時に手っ取り早いのが、〇〇は自分がするというのを宣言してしまうことだ。

例えば買い出しだったり、トイレ掃除だったり、看板の出し戻しをする。

これを率先して行うことで、この人は言わなくても出来る人だと思ってもらえるし、後輩は自分も何かしようという気になってくれる。

別段指示を飛ばすわけではないけれど、後輩の自主性を伸ばしたいときは、自分が〇〇をするというのを明言することで、後輩が指示を仰ぎに来る。

 

ぶっちゃけ先輩も指示を仰ぎに来ていたけれど、準備して下さいとしか言いようがなかったりもする…。

 

 

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まとめ

これはあくまでも自分が働きやすいようにするための一工夫であって、全部を実践したからと言ってうまくいく訳ではない。

ただ、私の場合はこれでうまく言った経験があるというだけの話で、アドバイス程度に取り入れてくれれば嬉しい。

間違っても、絶対にこうしなければならないと言う話ではないということを肝に銘じておいて欲しい。

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