ブラック企業化させやすい経営者や管理職の人の特徴7つ。こんな人居ませんか?

意見
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ブラック企業が当たり前のように使われるようになって数年経ち、国は働き方改革を掲げてブラック企業を極力少なくしていこうという取り組みを見せている。

しかしながら、ブラック企業の数は減るばかりか、ツイッターなどのSNSでは「こんな事があった」と言う報告が後を絶たない。

そもそも企業がブラック企業化していくのは、経営者や管理職の人が社員や部下について理解を示さず自分勝手を押し付けて居るからだ。

私が経験して来た中で、こんな人がいる会社はブラック企業化しやすいだろうという人の特徴を挙げていく。

 

 

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自分たちの会社はブラック企業ではないように主張する

ブラック企業の話題が出ると、途端に「自分たちの会社は〜」とブラック企業ではないような植え付けをしてくる。

これは洗脳といっても差し支えないレベルの話だ。

確かに給料はちゃんと振り込まれているし、社会保険なんかも入っているよな。
社長が言ってるんだし、正しい事だろう。

と思い込ませているだけで、その実労働環境や普段の言動を省みて見ると、言ってる事って矛盾していることの方が多い。

 

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給料や仕事を貰えることに感謝しろと言う

仕事は会社が回してくれている。
給料が出るのは当たり前ではない。

そんな風に会社に対して感謝を強要してくる人間は絶対に信用してはいけない。

会社には確かに仕事が舞い込んでくるが、会社があるから仕事があるわけではないと言うことを皆々忘れてしまっている。

実際個人で活動している人もいるし、社会的信用がなければ仕事がない会社だって存在する。

そして、実際に仕事をしているのは社員という『人』であって、会社とはその『人』の集合体でしかないわけだ。

最近では多くの会社が【人材】ではなく【人財】と言う言葉を使うようになって来ている。
会社という集合体にとって、何が一番の財産かというのを思い知らされる表現だ。

 

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ネガティブな発言ばかりでフォローがない

ブラック企業化するような会社は、管理職の人間がネガティブな発言を部下に対してする事が多い。

例えば「結果が出ていない」や「勉強しろ」など。
一見すると叱咤激励とも取れる発言だが、追い詰められている人からすれば、なぜ頑張りを評価されないのだろうかと思っている。

言っている方は特別気になどしていないが、言われている方からすれば血管が切れてしまいそうなくらいにイライラする。

さらに「解決法は示した」とか「自分で考えろ」など、フォローアップはない。

そして、その流れが毎日のように続いてしまう。
上司としては、叱咤激励のつもりであっても、受け取り方を考えていないと思われる発言は、パワハラになり得る。

 

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自分の体験談を誇示して、話を進める

よくある「俺が若い頃は〜」と言う話出しだったり、「自分は他よりも上」と言う話方は基本的に為にならない。

もちろん部下としては、その話を真に受け取り日々の業務へ活かせれば良いのだけれど、こういう話の要点は分かりにくい。

そうなると、朝礼や昼礼や終礼が長くなるのは当たり前。
多くの管理職は「この話はお前たちのためにやっている」と言う押し付け感が強く、当人たちからしてみればその話は何回目だ?と言いたくなるような要点ばかりだ。

それでもこういう時にメモを取らないでいると、話を聞いているのかとさらに責められる事になる。

 

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業務連絡が行き届かない。行き過ぎた秘密主義

これはとあるコラムで見た話だが、特定の人物のみのミーティングと言うのは確かにある事だ。

しかしながら、それが部署全体に関わる事であっても、一部が除外されている場合がある。

そして、業務内容をみだりに教えてはいけないとして、伝えないようにしている秘密主義も存在している。

これは社員のモチベーションにも関わる事で、それを知らされている知らされていないで働き方は大きく変わってくる。

特定業務の場合、本人が知っても関係ないですねで終わることだが、いざ秘密にされると気にならない人は居ない。

ぶっちゃけ「〇〇の業務のことだからかんけいない」と業務連絡すればいいだけの話を、そんな連絡もないので、自分のことに関してとヤキモキする。

また、重要度の高い事ほど、社内週報や日報で掲載するだけで、朝礼などでの知らせが行き届かない。
そして期限ギリギリになって「まだ出してない奴〜」とこれ見よがしに声を上げるのだ。

主に有給の取得に関することが多いと思うのだが、故意であろうがなかろうが悪徳と言わざるを得ない告知である。

実はこう言う会社ほどホウレンソウを掲げている。

 

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会社に残ることを要求してくる

会社というのは「仕事をする場所」であって、仕事が終われば帰るのは当たり前だ。

しかしながら、日本の悪習として『会社に残っている奴ほど仕事をしている』と言う風潮がある。

これもよくコラムに書いてあることで『上司より先に部下が帰るのは気まずい』なんてものがある。

日本人は嫉妬深いと言う特性があり、他人にも自己の価値観を押し付けるのだが、こと仕事に関して言えば「俺が仕事しているのになんでお前は帰るんだ」という具合に、完全にヤッカミである。

 

こちらの記事でも似たようなことを書いています
”https://www.rino-iroiro.top/2018/09/11/post-13219/″

 

さらにこれを【パフォーマンス】として利用しているのだが、はっきり言ってしまうと【時間の無駄】以外の何ものでもない。

社員の業務時間外の時間に目を向ける時間があるのであれば、早めの出社をして、業務内容に目を向けるべきであるのに、自分の時間がないことを棚上げしてしわ寄せを部下に要求しているだけだ。

もし自分の時間に合わせて欲しいのなら、事前に連絡して確認を取ればいいのに、こちらばかりが忖度しなければいけない体制はブラック企業まっしぐらである。

 

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忙しいをアピールしてくる

事あるごとに社長・管理職は忙しいと言う主張をしてくるのもブラック企業化しやすい特徴と言える。

よくある文言として「配慮しろ」と言うのがあるのだが、これをブラック企業翻訳すると「相談事とか面倒なことはしてくるな」と言う意味である。

こういう会社にありがちなのが、こちらの準備が出来ていない段階で声をかけてくるのだ。
そして準備が出来ていないとイライラしたり、「予想できるだろ!」と叱咤する。

完全に自己中心的と言わざるを得ないのだが、部下から上司に対して苦言を呈するのも日本企業でははばかられる。とても気まずい。

結果として、ただ言われるがままの状態になってしまうし、ホウレンソウが遅れる事になるのだ。

いざ報告しようとしても「後にして」と言ったくせに、報告が遅れると「なんでもっと早く言わないんだ!」とキレる訳だ。

できる上司に求められるのは、部下に対しての対応力なのに、器量が狭い人間ほど定石として忙しいアピールをしてくるものだ。

 

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まとめ

ブラック企業化しやすい。もしくはすでにブラック企業と呼ばれるような会社の社長や上司と言うのは、自己中心的であり器量が狭い人間が多い。

そのくせに、社員や部下に対して【成長】を求めてくるのだ。

しかしながらフォローもなければ、何がどうなったら成長なのかも明示しないのが基本であり、ぶっちゃけた話、本人たちも成長に関して明確なアドバイスなど出来ないのを棚上げしているだけだ。

もちろん、こちらとしても『こうなりたい』と言う願望があれば、それに対して何かしらのアドバイスができるかもしれないが、多くの人が『まず何を頑張ればいいのか分からない状態』なので、本末転倒なのだ。

ここに書いてある事は多くのコラムで書かれている事と大して変わらない。

もしかしたら、ピンと来るのは後々になるかもしれないが、【自己中心的】や【忙しいアピール】なんかはブラックと言われる企業で蔓延している事柄だ。

こんな上司を見かけたら、是非注意してもらいたい。

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