日本文学振興会の余計な一言「アニメか?」

サブカル
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日本文学振興会が人生に、文学を。ということで掲載した
広告のコピーの一文に対して、批判が集中しているというのです

 

その一文というのが

「どうやって人生を想像するのだ(アニメか?)」

という一言。

これに対して、アニメを馬鹿にしているという指摘があったと言うんです。

 

 

多分、読んだ人からすると

「アニメで人生を想像して何が悪い」

「なんで上から目線なんだ」

 

ということだと思うんですけど…。

 

もともとそちらの世界に関わっていたものからすると
アニメというのは、文学の延長線にすぎないんですよね。

 

別段、擁護するというわけじゃないのですが
昨今の文学離れと言うか、小説を読む人が少なくなっている現状を見るに
「アニメか?」と言う一言を付け加えたい気持ちも分からなくないんですよね。

 

アニメで人生を想像することってなかなか出来ないのですよ。
もうすでに絵がついていて、キャラクターも出来上がっているし、声だってついている。

 

これに声をつけている声優さんは、
台本という文字だけのところから想像して
キャラクターの感覚を掴んでいくんですよね。

 

まぁ、普通の人にしてみればそんなことはわからないですよね。

日本文学振興会側にしてみれば、
多くの人がそういうのを知らなかったことを知らなかったわけなんですよ。

 

人生を想像するというと、すごく壮大で難しい事で
それが出来ることは素晴らしいことだと思えるんですけど
イマイチ伝わらないなぁ なんて思うんですよ。

 

小説の主人公のイメージと言うのは読む人で変わってきます。

 

ドラマになった作品にしても、アニメになった作品にしても
絵がついてからイメージがしっかりした というのでは良くない。

 

自分自身で絵をつけていくことこそが
小説を読む上での楽しみだと思うんですね。

 

それこそが人生を想像するということなんですよ。

 

 

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