はたらく細胞から〜「ヘルパーT司令」と「キラーT細胞」と「制御性T細胞」の紹介

サブカル
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がっつりはたらく細胞にハマってしまった…。

 

人体の不思議とか、こういう細菌だとか細胞だとかってけっこう好きなんですよね。

りのです。

 

 

 

この記事は、「はたらく細胞」の中で紹介されている細胞やらウィルスやらを噛み砕いて書いていこうと思います。

 

多分、ここから数記事はこういうの増えます…ミ´・ω・`ミ 好きやねん。

 

 

さて、本題ということで、今回は第1巻から登場しているキャラクターの紹介です。

はたらく細胞(1) (シリウスKC)

今回の紹介は1話から登場している「ヘルパーT」と「キラーT」と言われる細胞です。

 


 

<ヘルパーT細胞>

 

ヘルパーT

 

そもそも体の免疫の殆どはリンパ球と呼ばれるもので、白血球もリンパ球の一つです。

 

その中にT細胞という物があり、研究の結果T細胞の亜種軍団がいるぞという話になったんです。

T細胞事態はTh1とTh2とTh17に分かれています。

 

はたらく細胞では分かれていませんが、

一般にヘルパーT細胞というとTh2の方みたいですね(ウィキペディア調べ)

 

で、調べてて思ったんですけど、ぶっちゃけ専門用語過ぎて全然分からんwww

 

まぁ、多少の知識はあるので、噛み砕いてこんな感じくらいに伝わればいいかなと思います。

 

作中ではキラーT細胞に司令を出す司令塔として描かれていますが、

実際にはキラーT細胞を活性化させる役割をもっているようです。

 

活性化させているのはTh1細胞と呼ばれる集団で、

これは後々出てくるマクロファージも活性化させているとのこと。

 

まぁ、ヘルパーT細胞が「働け」と活性化させるとのことなので、

司令官としての描き方は間違っていないと思いますw

 

 

っていうか、Th1とかTh17とか言われても分からんわ。確かに。

 

 


 

<キラーT細胞>

 

キラーT

 

日本での正式名称は「細胞傷害性T細胞」で、

今ではキラーTとは言わず頭文字を取ってCTLと言われているそうです。

 

ごっちゃになって分かりにくいので、

このブログではキラーTを採用していきますが、

なぜキラーと呼ばれるかなんですよね。

 

キラーT細胞は、体にとって異物となる細胞を殺していきます。

 

例えば、がん細胞。

がん細胞はもともとは正常な細胞が

分裂時にエラーを起こしたことが原因で、

無限に増殖を繰り返してしまうという細胞です。

 

キラーTによって殺されます。

 

他には病気に感染してしまった細胞だったり、

移植された細胞などを攻撃していきます。

 

殺し屋って言うよりジェノサイダーとか兵器の方がしっくり来る…。

 

まぁ、あんまり暴れられても困るので、

このキラーT細胞を抑制するT細胞もありますよ!!

 

それが制御性T細胞です

 

 


 

<制御性T細胞>

 

制御性T

 

先に謝らせてください。 ぶっちゃけよくわからなかった。

 

制御性T細胞の働きは免疫異常を起こさないようにすることです。

 

って、本に書いてることまんまなんですけども…。

 

そもそも、細胞が攻撃するひとつのスイッチというのが、

自分と同じかどうか(多分DNA的なもので)なんですよね。

 

で、暴走していくとちょっとでも違うと攻撃していくんですよ。

これによって起こるのが免疫異常というわけです。

 

制御性T細胞はその免疫系の崩壊を防いでこの免疫異常を抑える働きがあるのです。

 

また、良く分かってないらしいのですが、炎症などを抑える効果もあるらしいのです。

 

わからないことだらけだと怒ると思いますが、

そもそも制御性T細胞の発見事態が1995年というここ最近の事なんですよね…。

 

概念自体は1971年にリチャード・ガーションという人が率いる研究で出来ていたのですが、

実際にその実証がなされたのがそれから20年後というわけです。

 

まぁ、1995年に制御性T細胞の実証を果たしたのは京都大学の教授だったりするので、

日本にとってはそこそこ権威のある細胞なんですよね。

 

 

 


 

最初は「ヘルパーT」と「キラーT」の紹介に止めようと思ったんですけども、

T細胞を調べていくと関連した話が結構出てきて、

これは「制御性T細胞」もやっちゃったほうがいいなと判断しました。

 

ウィキペディアから情報を持ってきたんですけども、

書かれている言葉が専門的すぎて、かなりわかりづらいです。

ヘルパーTのところを引用すると

 

「細胞表面にCD4抗原を発現しているリンパ球の亜集団。 1986年にT. R. Mosmannらが初めてマウスのT細胞クローン間のサイトカインの分泌パターンの違いによってTh1細胞及びTh2細胞の二つのヘルパーT細胞の亜集団の概念を提起して以来、この二つの亜集団に関しては精力的な研究が行われてきている。 CD4陽性T細胞から分化し、IFN-γ(Th1細胞)、IL-4やIL-5(Th2細胞)またはIL-17(Th17細胞)等を産生し他の細胞の活性化、機能の行使等を助ける。 Th1という細胞はキラーT細胞やマクロファージに作用してそれを活性化して、細胞の活性を増強させる物である。 Th2は、いわゆるヘルパーT細胞と呼ばれるもので、B細胞や抗原提示細胞と協力して抗体生産を行なう。」

 

これでもまだ序文なんですよ…。

はたらく細胞はかなり要約してあるので、興味があれば調べてみると面白いですよーー(白目)

 

 

 

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