急性アルコール中毒の恐ろしい死因

日常, 健康

TwitterのRTで「先日父がお酒を飲んで亡くなりました」というツイートが流れてきた。

大変に悲しい内容だが、私としては気をつけられたことだと思うし、そういった知識が皆々の中にないのだと改めて知った。

今回は急性アルコール中毒についての正しい知識をみんなに覚えてほしい。
せっかくの酒の宴。楽しく呑みたいじゃないの。

 

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急性アルコール中毒とは

急性アルコール中毒とは、過剰なアルコールの摂取により中枢神経が麻痺を起こし、呼吸器系または意識障害を起こすものである。

アルコールの摂取量は人それぞれであるが、目安としては500mlの缶ビール2缶程度とおぼえておいてほしい。

それくらいの量で引き起こされるほど、簡単に発症する。

 

一番の原因は窒息死

急性アルコール中毒の症状で一番怖いことは、神経が麻痺した上での呼吸器官の停止でも、意識障害でもない。

一番怖いことは「吐けなくなる」ことだ。

嘔吐は、分解しきれないアルコールを体外へ排出する一番確実な方法で、人間の体はそれが出来るようになっている。

しかしながら、アルコールによって神経が麻痺していると、吐くということがうまくできなくなる。

そして、うまく吐き出されなかった吐瀉物は、呼吸器を塞ぎ、結果として窒息死に至らせる。

 

実は急性アルコール中毒の死因で一番多いのが、吐瀉物が気管に詰まってしまうことで、急性アルコール中毒と言われる死因の80%を占めている。

 

急性アルコール中毒が疑われるときの対処法

もしもアルコールを飲んで長時間寝込んでしまう人がいたときは、右側を下になるように横向きに寝かせて安置する。

このとき、仰向けで寝かせると、吐瀉物が気管に詰まってしまう可能性があるためだ。

そして意識障害が起こっていないかを確認する。

多くの場合は呼びかけや肩を叩いて反応を伺うだろうが、アルコールで神経が麻痺している場合は反応を示さない場合もある。

なので、意識障害が起こっていないか確認するときは、太ももの内側の強めにつねることだ。

かなり痛いので、うめき声や手を払いのけるような仕草をすれば意識障害に陥ってはいない。

 

もしも太ももの内側で反応が返ってこなければ、即座に救急車を呼んだほうがいい。

 

意識がある場合は…

意識があるときは、定期的に様子を伺い、水などでアルコールを薄めながら吐かせることをおすすめする。

夜の世界で働いていた人は、自ら吐くということになんの抵抗もないだろうが、一般的な人は吐くと言う行為に恥ずかしさや後ろめたさを覚えるだろうが、吐くというのはあなたの体が正常に機能している証拠なのだ。

どうしても気持ち悪いときは、無理矢理にでも吐いたほうが体にいいときもある。

 

急性アルコール中毒にならないために

そもそも急性アルコール中毒になってしまうことが問題なので、まずは飲み方を改めるべきだろう。

アルコールになれていない人は、ゆっくりと時間をかけてアルコールを体に馴らしていく必要があるし、無駄イッキは言語道断だ。お酒にも悪いし、カッコよくもない。

日本人はもったいない精神の塊だから、どうしても残すという行為に罪悪感を感じるようだが、残してしまってもいい。

毒を食らわば皿までとかクソくらえだ。

 

まとめ

私達夜の世界の人間や、医療従事者の中では常識的なことでも、一般の人からすれば、知らないことのほうが多いのだろう。

それでも、アルコールは身近にあるもので、飲み会などで口にする機会は少なくない。

そもそもアルコールを摂取することは、ストレスの緩和にもつながるし、コミュニケーションの上で重要だったりする。

摂取する量が問題であって、それに対する対処法が問題なのだ。

正しい知識をつけて、楽しく呑みましょう。

 

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