駅や喫茶店で「仕事の待ち合わせ」をする時に気をつけたいNGマナー8選
と言う記事を読んだのだが、非常に全時代的であり、なおかつハラスメントに繋がりそうな問題も含んでいるのではないかと思える内容だったので、若者の意見を書いていこうと思う。
そもそもマナーや礼儀というのは、相手に払うべき敬意があってこそ生まれるものだし、日本人はマナーや礼儀にこだわりすぎるが為に頭が硬い・応用力がないと言われたりする。
喫茶店や駅で相手と待ち合わせすること、仕事でもよくありますよね。マナーに迷うことはありませんか?
もしそうした迷いが全くないのであれば、あなたはマナーの達人か、自分が気づいていないだけで相手には大変失礼なことをやらかしている可能性が高いです。
嫌味な書き出しから始まったこのコラムは、それこそが読む方への配慮がなくムッとさせてしまう。
まぁ、書き出しなんてのは読んでいる人がほとんど居ないと言われているものだから、軽く流してしまいがちだが、こう言う部分に筆者が読者を見下した態度というのが現れやすい。
マナー講座の記事ですでに礼儀としては疑問な部分を挙げたが、内容にも突っ込んで行こうと思う。
■1:店内でくつろいで待つのはNG
もっともだと考えた人は頭が硬い。
それこそ昼間の喫茶店で席とりは重要な任務であり、店内に入り自分の時間があるのにも関わらずリラックスしないと言うのは愚かしい行為だと言わざるを得ない。
メールのチェック、会話のネタ集め、やることは店に入っても色々あるのだから、そもそも店外で待つと言う事ほど準備が出来ていない=失礼だ。
■2:待っている間に自分好みのものを先に注文するのはNG
いやいや。
おかしいでしょ!
そもそもお店に入ったのであれば、何かしら注文をするのが、「お店に対しての礼儀」でしょう。
目の前のお店に礼儀も払えない人が、これからくる人に礼儀正しく振る舞えるかと聞かれたら疑問を覚えます。
私も飲食店で働いてたので、来るまで待つ系の対応はしたことがありますが、席はとるし売り上げは上がらないしで、迷惑以外のなにものでもないです。
こんな事を素面で言える人のマナーは、耳を疑いますね!
■3:スマホや読書に夢中になるのはNG
たしかに夢中になり過ぎるのはNGかも知れませんが、これから来る人へ渡す資料のチェックやシミュレーションなど自分の時間を使うことに文句を言われる筋合いはありません。
読書だってビジネス書かも知れないし、新聞かも知れません。
むしろ何もせずに時間を使ってるようなボーッとしている人の方が大丈夫かな?ってなりますね。
■4:座ったまま最初の挨拶をするのはNG
これは確かにと思うこと。
というかマナーと言うか、ふつう立つよねと言ったところでしょうか。
人に挨拶をするのに、座ったままというのはどこでだって嫌われる行為です。
でも、これをマナーとして紹介するのは、どれだけ稚拙なことだろうか…。
■5:遅刻していないからといって待たせた相手に謝らないのはNG
これは日本人特有のことだけども、社交辞令的に謝られても、何も感じない。
むしろ「すみません。おまたせしましたか?」くらいに聞けばいいのであって、
英語で言うところの「Sorry」じゃなく「Excuse me」を使うのです。
謝るという行為ではなく、気遣う言葉をかけるのが正解です。
■6:相手を無理やり上座に座らせるのはNG
正直に言えば、喫茶店の席順で下座だ上座だということに気を使うことこそ無意味としか思えない。
そんなことを気にして、時間を使うならばさっさと座って話を始めるのがスマートですね。
行き過ぎた気遣いは逆に相手の迷惑になってしまう。
ビジネスの上で、どちらが上とか下とかを考えていれば、しっかりとした商談や交渉はできないでしょうね。
だって、その時点で対等ではないのだから。
次からは駅のマナーに関することなのだけども、これもぶっちゃけマナーか?と疑問を持たざるを得ない事柄でしたね…。
■7:初対面の相手にわかりやすい目印を伝えていないのはNG
確かにこういう格好でいますというのは必要かもしれませんが、今の社会には「携帯電話」という文明の利器があるのです。
掲示板しかなかった頃の駅とは違うのだから、5分ほど前に携帯電話で連絡を取り合えば、迷うことなんてありません。
というか、今の若者にとってそういう待ち合わせは当たり前で、合理的です。
姿だけを伝えて「すみません。〇〇さんですか?」って、出会い系か何かを意識しすぎじゃないんですかね…。
■8:飲食しながら相手を待つのはNG
飲食をしながらというのは、確かに見る人から見れば失礼に当たるでしょうが、ペットボトルの飲み物くらいに目くじらを立てるのは、本当に昭和的な考えですね。
むしろ炎天下の中で待ってたとしたら、飲み物がなければその後に支障をきたすのは当然だし、寒い中温かいものを持っていなければ、逆に相手に気を使わせることにもなりかねない。
すべてがすべてダメという考え方は、前時代的であり考えることを放棄した結果と言っても過言ではないでしょうね。
問題点
待ち合わせ時の印象がよければ、その日の商談だってきっとスムーズにいくはず。ぜひ、今回ご紹介したマナーをしっかり押さえて、出会い頭、第一印象から「この人と仕事をしてみたい」と思われるキャリア女性を目指しましょう。
引用文でこの文を残したのは、この記事自体が、女性をターゲットに書かれているということです。
数々の素っ頓狂なこうしたほうがいいというアドバイスが、女性はこうあるべきみたいな書かれ方をしているのが、私には疑問で仕方がなかったわけです。
いまだに女性は~なんていい方をするのは、結局進化できない人間だけです。
元記事を読んで、思考停止に陥らないようにしてください。
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