近松門左衛門作 「四谷怪談」 気に恐ろしきは人の性

2016年8月29日小説, 日常, 雑学, ホラー・怪談

お岩さん続きで、この記事を書かせていただいているのですが…

 
 
お岩さんといえば、「一枚足りない」の他にも
有名な作品が存在します。
 
 
 
それこそが
近松門左衛門作「です。
 
 

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この四谷怪談

近松門左衛門の創作であるにもかかわらず
それに類似する作品を作るとたたりが起きるという逸話もあります。
 
 
 
では、一体どんなお話なのか…。
どうも「一枚足りない」とごっちゃになっているんですよね…。
 
 
 
 
 
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昔は江戸の頃
お岩と伊右衛門と言う夫婦がいた。
 
 
しかし、この伊右衛門というのが
ろくな男でなかったのが、岩にとっての不幸であった。
 
 
 
伊右衛門は、奉公先の一人娘に惚れ込み
主人もそれならと一計を案じる。
 
 
 
ドンドンと体調を崩すお岩に伊右衛門は
「薬を飲めば良くなるから」と執拗に薬を与え続けた。
 
 
 
その薬がお岩の体調を崩している原因
正体はヒ素だった。
その出処といえば、伊右衛門の奉公先の主人からであった。
 
 
 
ヒ素によって、お岩の顔は腫れ上がり
見目麗しかったその容姿はもうどこにもありはしなかった。
 
 
 
お岩の容貌にギョッとした伊右衛門は
化け物が出たと言ってお岩を切り伏せ
戸板に括りつけて川へと捨てたのだ。
 
 
四谷1 
 
 
 
哀れお岩の終焉は
愛した男に裏切られ、書くも無残な最期であった。
 
 
 
 
邪魔者のお岩が居なくなった伊右衛門は
晴れて主人の娘と婚姻を結ぶことになった。
 
 
しかし、どうも最近誰かに見られているような気がする…
 
 
 
ふと目をやると、始末したはずのお岩が目の前にいるではないか
 
「おのれ!化けて出るとは女々しい奴め!」
 
 
振り下ろした刀はお岩の身体を真っ二つに引き裂いた
 
 
「ギャーーーー」
 
 
 
その声に伊右衛門は驚愕する。
お岩だと思い刀を打ち下ろした相手は
先日婚姻したばかりの新しい嫁
 
 
 
何事かと屋敷中の人間が二人の部屋に集まってくる
 
 
しかし、その誰も彼もが
伊右衛門が醜いと斬り捨てたお岩の顔をしているのだ
 
 
 
伊右衛門は、何度も何度も刀を振り
とうとうその家の人間を皆殺しにしてしまった。
 
 
 
 
しかし、それでもお岩の怨みは収まらない。
 
 
 
とうとう寺院に駆け込む伊右衛門だが
お岩は執拗に伊右衛門を追ってくる。
 
 
四谷2 
 
 
 
なかば半狂乱の伊右衛門は
寺院の物も皆殺しにし
それでも収まらないお岩の呪いに怯えていた
 
 
 
そこへ現れた旅の僧は
伊右衛門が何かに憑かれ
それに見合うだけの罪をしてきたことを悟る
 
 
「今一度悔い改めれば、それも収まるだろう」
 
 
そんな言葉は伊右衛門の耳には届かない
 
 
 
 
いまや、伊右衛門の目には
お岩の姿しか映っては居ないのだ
 
 
 
旅の僧に斬りかかる伊右衛門だが
それをお岩が邪魔をする。
 
 
あっという間に伊右衛門は旅の僧の手によって
返り討ちにあってしまう。
 
 
 
これにて仕舞でございます。
 
 
 

 
とまぁ、こんな感じの物語なんですけども
時代ごとにこの演目は舞台化や映画化され
そのたびにストーリーも変わってきているのでございます。
 
 
 
正直、私も原作を読んだわけではないので
確かこんな内容だったなと言う感じですw
 
 
 
って言うか、本当はもっと登場人物出てくるんですよね…ww
 
 
 
確かアニメもあったはずです。
 
 
 
 

 

 

 
何が怖いって、本当にお岩の執念がすごくてですね…
 
 
殺されても未だに伊右衛門のことを愛してヤマない
近松門左衛門の浄瑠璃が色濃く出ている怪談になっているんですよね
 

 
 

 
古典芸能と侮ると
本当に怖いので、ちょっと覚悟してから
見たほうがいいかもしれませんね…ww
 
 
 
自分も見た時はそんなでもないだろうと
そう思ってたんですけども…
 
 
 
古典だからこそ
日本のホラーを忠実にしているというか
まさに忍び寄る恐怖ですね
 
 
 

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